<テレビウォッチ>すべてが選挙をにらんで動いている。バカバカしいといえばその通りだが、「朝ズバッ」はまた、これに時間を裂く。
きのう(6月22日)の総務会は、来年度予算の基本方針「骨太の方針2009」の社会保障をめぐってひと騒動。2006年以来の「毎年2200億円抑制」をやらないと決まっているのだが、それを方針に明記するかどうかだ。
選挙公約にもなるのだから、「はっきり書け」という津島雄二、尾辻秀久議員らに、笹川堯総務会長らは「(書かないと)信用できないということか」と対立。前週につづいて同意がとれなかった。
民主党の鳩山代表は「もともと骨太じゃないんだから、混乱は当然」とにべもない。
そこへ、総裁選前倒しを主張する山本拓議員が、「賛同者が108人になった」と述べた。党の規定では、議員過半数の216人が求めれば総裁選をすることになっている。加藤紘一議員は「マグマが相当たまっている」という。
郵政社長人事では、西川社長の続投を佐藤総務省が認めた。同社長が給与のカットなどを伝えたのを受けてのことだが、実は小泉派の圧力に官邸が押し切られたというのが実のところだ。
みのもんたは、「こうなったら、任期満了までいっちゃったらどうですか」
杉尾秀哉は、「骨太というけれどもう骨抜きになってる(笑い)。総理の求心力の低下からだから、末期症状。自民党議員困っちゃってる」
道あゆみは、「骨太って何なんだと考えないと。自民がどっちへ行くのかよくみるべき」
みのは、「いまさら麻生おろしったって、自民が崩壊しちゃうんじゃないの?」
杉尾は、「社会保障だ税金だというより、旗を決めないと、選挙民が判断できない」
道は、「ガタガタするのは悪いことではない。議論のあとどこへ行くのかだ」
みのが、「ガタガタしても、麻生さんはガタガタしてないのはすごい」(笑い)と、これはひょっとしてほめ殺しか?