<テレビウォッチ>やくみつる(漫画家)は「あまり急にやせられたので、どこか具合が悪いのかと思っていた」と話す。元力士のKONISHIKI(45)が、最大303キロあった体重を178キロに、120キロ減量したというのだ。
赤江珠緒が「ビックリしました。激変でしたね」と口にすると、鳥越俊太郎も「まだ180キロ近くあるので下半身には肉がついているけど、ふつうの人の顔立ちになって雰囲気が変わった」と言う。
KONISHIKIによると、大減量できたのは2008年2月ハワイで、ガストリックバイパスなる手術を受けたから。この手術について、中原英臣(医学博士)は「胃の縮小手術。胃を小さくするので物が食べにくくなる。日本ではあまりやっていない」と説明する。
手術直後、彼の胃はゴルフボールほどに小さくなって、水もろくに飲めなくなり、持病の痛風は悪化、古傷以外にも体のあちこちが痛み、夜も眠れなかったという。その苦しさを支えたのが、妻千絵。「この減量手術は本人1人では乗り越えられない。サポートがすごく大事。心配するな、仕事はどうでもいい、ダメだったら家を売ればいい、という強い味方が傍にいたからやりがいがあった」と夫は語る。
減量以後は、2人で立てるようになったキッチンで料理をつくるなど、いっしょに家事をこなしているそうだ。2人揃って外出できるようになったともいう。
きのう(6月17日)発売されたKONISHIKIのアルバム、ハワイアンソングを集めた「コニーアイランド」では、ソロ歌手として活躍する愛妻とのデュエット曲も聞けるらしい。