首相は「かちかち山のタヌキ」説 都議選勝敗と解散時期

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   <テレビウォッチ>都議選候補者の応援に走り回る麻生首相について、自民党幹部がきのう(6月16日)夜、「あれだけ回っているのだから、(負けたら)覚悟を決めていると思う」と、責任問題になることを示唆した。

風向き考えると

   都議会の議席は、自民48、民主34だから、差は14。「7議席の増減でとんとん。第1党をとれなかったときどうなるか」と蓮見孝之。そうなったときの覚悟とは、また総裁選か?

   与良正男は、「この幹部は、都議選で勝つことを前提にいっているのだが、負けた場合には、辞任すると受け取れますよね」

   みのもんたが、「自分たちのなかで総裁選ぶのはもうやめたら?」 「大賛成」と与良。「総裁選なんてだめですよ。麻生さんが自分の意志で解散するんなら、都議選の前しかない。都議選で負けたら、解散もできなくなる。かちかち山のタヌキじゃないが、ボウボウと麻生批判が燃え盛っているんだから」

   「でも、いま解散したら、風向きを考えると……」とみの。

   与良は「でも、待ってていいことあるか、打つ手があるかというと、ない……このままだと、みのさんのいうように任期満了までになっちゃう」

   きのうの自民党代議士会でも、麻生首相への風当たりは強かった。なかで、鳩山前総務相の秘書だった古川禎久議員が、「大政奉還を決意して国民の懐深く帰るべきだ」といって、周囲を驚かした。

   与良は、「自ら下野して野党に譲れということか、あるいは麻生さんでは闘えないということか」といったが、大政奉還は徳川慶喜が朝廷に還したのだから、よく考えると意味不明。

   当の麻生首相は、「若い方には、緊張感がありますね」ととぼけていたらしい。

   「朝ズバッ」にはきのう細田幹事長が出演したが、みのは「今度は岡田さん(民主幹事長)に来てもらって、政策を聞きますか」

   与良も「もうその時期ですね」

   与良によると、会期延長した国会はもう大方めどがついていて、「7月は何しようかという状態」なのだそうだ。だんだん腹が立ってくる。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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