お笑い芸人のほっしゃん。がブログで、街で見掛けたおもしろい光景にツッコミを入れている。
「私の頭の中のロッカー」と題した2009年6月11日の意味深な記事には、ロッカーの写真が掲載されている。一見、どこの駅にもありそうな普通のタイプのロッカーなのだが、ちょうど扉の上部にはこう書かれている。
「開けるたび記憶が消えます」
どういう意味なのか。どうやら暗証番号を一時的に登録するタイプのロッカーらしく、利用が終了すると、「記憶」が消えるということのようだ。が、紛らわしい表記であることは間違いない。これを見たほっしゃん。は、「預けたことを忘れてしまうってことなのか?」とツッコミをいれながら、こう続ける。
「そんなもんじゃなく、結構、がっつり記憶が消えるのか?
それならば、このロッカー、僕は絶対、使いたく無いです!」
というのは、これまでの楽しい思い出を忘れてしまうのを、寂しがっているからだ。ただ、「こうやって毎日いろんな仕事させてもらう前の、地獄のように苦しかった仕事の無い時代の想い出」に関しては思い出したくない事柄の一つだったらしく、「あれ?今、急に、無性にロッカーを使いたくなったのですけど?(笑)」とおどけてみせた。