<テレビウォッチ> 食品、クスリ、用具……入れ替わり立ち替わり新しいダイエット商品が登場しているが、今度は白湯(さゆ)ダイエット。
笠井アナが「本当に痩せるんでしょうか?」と取り上げたが、スタジオでは「またダイエット商品か!」とばかり、露骨な拒否反応を……
『白湯(さゆ)ダイエット』『お湯飲みダイエット』など、白湯ダイエットを解説した数種類の本が書店に並べられ人気があるらしい。
1日5杯のお湯を飲むことで、食事制限しないでダイエットにつながるのだという。お湯を沸かす燃料費ぐらいで家計に優しいダイエットという。
問題は本当に効くのかどうか。番組には、VTRで39歳のパソコン講師をしている女性が登場、「お湯を飲みは出して4~5キロ落ちました」と経験談を。
さらに『白湯ダイエット』の本の監修をした東京女子医科大の川嶋朗准教授がVTRで登場、その効果を医学的見地から次のように……
「温度を上げることで新陳代謝をあげて必要のないものを壊していくというのが白湯ダイエットの狙い」
それならば「熱燗は?」と、冷や水をぶっかけたのはキャスターの小倉。これだけでは止まらず小倉は……
「ボクは50日間で5キロ落ちた。ただ塩分を抜いているだけで。食べ物が不味くなると食べる量が減るでしょ。ダイエットっていうのは,食べる量を減らさないと絶対に落ちないって。お湯を飲んでお腹がいっぱいになる?」
追っかけるように芸能デスクの前田忠明が「お湯でいいなら、水でもいいのかね?」。
笠井アナがタメ息交じりに「それは体が冷えてしまうからダメですよ。話を初めから聞いていてください」と。
出演者には白湯ダイエットは不評だったようだ。