お好み焼きロボットのスゴ技 マヨネーズもつけるよ

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   <テレビウォッチ>この不況の中でも唯一元気なのが食品関係。その業界の知恵の結晶ともいうべき「面白・凄腕マシン」の数々が、今年もやってきた。昨日(6月9日)から始まった「国際食品工業展」。「話題の火付け役は朝ズバッ!だった」と番組もなんか元気いっぱいだ。

子どもなんかいいね

   まずは岡安弥生が現地レポート。

   お好み焼きロボット「料理の鉄腕」は、2本のアームにコテをもって上手にお好み焼きをひっくり返し、刷毛でソースを塗り青のりやマヨネーズで味付けをする。待ってる間も歌を歌ったり、「誰に食べさせたいですか」と聞くと、「みのさん 朝ズバッ」と答える。

   「パラレルメカニズムロボット」は、クッキーやチョコの形を見分けて、指定の場所に箱詰めする機械。ベルトで流れてくる形の異なるブロックを、デジタルカメラで識別して見事よりわけていく。しかも1分間に120個と世界最速。

   世界最速では、「自動串刺し機」がある。1分間に300本、1秒間に5本だ。まだある。カリフォルニアロールが巻ける「自動のり巻き機」。10人分以上の仕事をする「パイ生地折り畳み成形機」、過程が見える「讃岐うどん製造機」、魚を均等に切り分ける「三友スーパーイタサン」とか……。

   そして、スタジオにもいくつかが登場した。大きな金属ドラムが回っている。

   岡安が「なんだか分かりますか?」「あんこでも練るの?」とみのもんた。実は焼きそばを作る機械。「50人分を8分でつくります」

   まず肉を入れて野菜を入れて、じゅーじゅーと音がする。「たまんないね」とみの。この機械は、チャーハン、野菜いためも50人前を10分なんだと。

   次がお米を選別する機械。ざーっと流れる米のなかから、不良の粒をはじき出す。しかし余り早すぎてよくわからない。そこへ「麺が入ります」というのでまた、焼きそばへ。 ソースが入って出来上がりにかぶりついたみのは、しばし無言。やおら「うまいっ」。コメント陣も「こんなにおいしくできるんだ」

   そこへ「テーブルロボット」が登場。小テーブルの脚がついた形で、自走式だが2輪なのに倒れない。まことに不思議。みのが「なんで倒れないの?」。説明を聞いてもよくわからないが、ものが偏って置かれても平気だ。

   最後が、奇妙な「トルネードカッター」。じゃがいも、サツマイモ、ニンジンなどをぐるぐると薄切りにするのだが、全体はつながっている。これを串刺しにして揚げると、ポテトチップスの串刺しという感じ。

   「子どもなんかいいね」とみの。漬け物ででもできる。「新しいファッションだ」

   見てるうちに、会場を実際にのぞいてみたくなった。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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