<テレビウォッチ>ラブホテルを経営する宗教法人「宇宙真理学会」が数千円程度の宿泊料のうち、3~4割を非課税の「お布施」として申告していたのだが、これが国税局からは所得隠しと解釈された。その額14億円。
宗教法人がラブホ経営!? しかし、実質的に経営は食品加工会社だという。社長はスッキリ!!の取材に「やましいことは何もない。今後、国税局と争っていくことになる」などと回答。
番組によれば、「真理学会」は1994年にこの食品会社が買収したらしい。登記上の本部のある香川県のマンションには、人の出入りもなさそうだとのこと。
専門家コメントVTRとその後のスタジオでは、今回のケースが当てはまるのかはわからない、あくまで一般論などとしながら、営利企業などが休眠中の宗教法人を購入し、宗教活動の実態もろくにないまま、おもに課税逃れに利用する状況を批判する意見が相次いだ。宗教法人はさまざま税制上の優遇を受けており、収益事業についても一般より税率が安いのだ。
「テレビ見てる人は宗教法人が自由に売買されてると聞いて、驚いたと思う」と驚いた様子のテリー伊藤。「このホテルはお布施という形だが、普通にやっても税金は非常に安いわけじゃないですか。これはすごいヒドイい話ですよね」「5000の休眠中の宗教法人の関係者は国に(法人格を)返還してほしい」
「活動してるかどうかも厳しくチェックしてほしいですよね」と司会の加藤浩次。
最後に、今回の「宇宙真理学会」について、阿部祐二リポーターから意見陳述。「我々の取材においては活動実態がないということなんで、ハイ」