テレビ東京の「バラエティ7」枠であるドラマ「湯けむりスナイパー」。遠藤憲一が、元殺し屋を演じ、引退後に温泉地で番頭見習いみたいことをやりながら暮らす設定だ。「逃亡者」じゃないけど、過去におびえながらさまざまな事件に出くわすことになる。ところで、遠藤憲一って雨上がり決死隊の宮迫に似てるなあ、と改めて思った。
大変明快な設定だし、大人向けに、ガキは相手にしてません、という姿勢でつくっている。とても面白い。サスペンスのにおいも漂わせながら、人々の触れ合いを描いている。アクションも取り入れている。この間の話は、舞台となっている椿屋の宿の看板に矢がささり、その犯人は宿の女中と…てな展開だった。
役柄だけでなく、遠藤の生き方は周りにこびへつらうものではない。スカッとした存在だ。深夜に大人がゆっくり楽しむにはとてもいいドラマだと思う。
単純で 大人向けの 好ドラマ