<テレビウォッチ>鳥取・米子市の会計事務所社長(82)と同居女性(73)が2月から行方不明になっていたが、きのう(6月3日)遺体でみつかった。死体遺棄の容疑で逮捕されたのは事務所の役員(54)で、多額の現金を奪っていた。
社長は、市内に5階建てのビルを持ち、税理士、不動産鑑定士、生命保険の代理店、商工会議所の相談役など幅広い活動をしていたが、高齢でもあり、業務の方はこの役員が実質切り盛りしていたという。
役員の男は、税理士名義の口座から現金千数百万円を引き出すのを、ATMの画像から割り出された。遺体はビル屋上で女性が、5階の空き部屋から税理士がみつかった。
現地山陰放送の記者にみのもんたが聞く。
「2月から行方不明なのに、発見されたのは何かあったんですか?」
記者は「捜査が行われていたのかはよく分からないのですが」と何とも頼りない。「ATMの防犯カメラに写っていたため、事情聴取したということです」
「女性がいますね」
「夫婦ではないのですが、一緒に暮らしていました」
スタジオに戻ってみのが、「捜査はこれからでしょうが、お金目当てですかね」
高木美也子は「役員の方なら、内容もわかっていたでしょうからね」
みのは「ATMはカメラがついていることくらい分かりそうなものですが」
柴田秀一が、「時間がかかると思っていたんじゃないですか」
話はどうやらシンプルのようだ。
みのは、「しかし2月に行方不明になってねぇ……」とつぶやいて終わったが、もう一声、「警察は何をしていたんでしょう」といってやれ。
事件だと思わなかったのか。なんとものんびりした話だ。