<テレビウォッチ>イギリスのオーディション番組で惜しくも準優勝で終わった世界の歌姫、スーザン・ボイルが緊急入院した。
携帯電話で猫と会話するなど、「かなり心に問題があるようです」(笠井信輔アナ)と『得もり』で取り上げた。
まず現地の新聞の見出しから。「幻の友人と会話」(ディリー・スター紙)、「スーザンは崩壊した」(ディリー・ミラー紙)。
番組終了後、スーザンは「こんな番組いや」といって、番組スタッフに水をかけて攻撃したり、ロビーで失神したりする騒ぎもあったという。
スーザンの兄、ゲリーはメディアに「どうやら2位ではダメと思い込んでいるらしい」と。
そこで、スーザンのことならこの人、と番組に登場した『在宅パパラッチ』のデープ・スペクターがスーザンの症状を……
それによると、いない友達と会話して見たり、携帯でネコに電話して見たりの奇行が……。ただデープは「ネコも携帯持っていれば、そんなに可笑しい話ではない」と。
番組にVTR出演した湯川れい子(音楽評論家)は……
「大スターがいきなり生まれるという現象は、記憶にないですね。氷川きよし、ジェロがありますが、それはプロダクションが最初にありき、の話ですから……
マネージャーがいないということで髪形から着る洋服まで、それは大変だったと思いますよ」。
平和で、静かな町でネコと暮らしていた生活が一変したのだから混乱するのも自然の成り行きか。
タレントの眞鍋かをりは「どういう所かまったく分からずに、1人で乗り込むというのはかなり不安が大きい」と、心細いところに2位に落ちた彼女の心境を推測する
では、快癒できる特効薬はあるのか?
兄のゲリーは「好きなふるさとの味、紅茶とネコでいやしてあげたい」、審査委員のサイモン・コーウェルは「早めにレコーディングをし元気にします」と。
そして取って置きはあのオバマ米大統領。「ワシントンに呼んで、7月4日の独立記念日に歌ってもらったら」と話しているとか。