赤江「日本にとってどんな存在に?」 金総書記長の3男人物評

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   <テレビウォッチ>北朝鮮の金正日総書記の後継者として3男・正雲(25)が有力視されている。番組が電話取材した李英和・関西大学教授の話では、ピョンヤンの小学校で早くも正雲をたたえる歌を教えているそうだ。その3男の素顔を探るべく、番組がインタビューしたのは総書記の元専属料理人である藤本健二。

ナゾに包まれているみたい

   彼によると、正雲は「喜怒哀楽に激しいというより、喜怒哀楽を知っている人」だと言い、「熱くなってキレて押すような人間ではない。冷静さも持っている」と、補足する。あるとき、彼が金総書記の2男、正哲と握手した際に正雲にも手を差しのべたが、正雲は握手しようとはせず、憎っくき日本帝国軍の輩じゃないか、という目つきで睨みつけたという。「あの目つきは一生、忘れません」と振り返る。

   赤江珠緒から「ナゾに包まれている人物みたいですけど、日本にとってはどんな存在になりそうですか」と問われた鳥越俊太郎。「中国で鄧小平氏が実権を握った後、改革開放ということで路線が一気に変わったようなことが起こるのか、それともこれまでの金正日さんよりもっと強硬な路線で孤立化を深めて行くのか、今の段階ではまったくわからない。ただ、党と軍をある程度、掌握していることは間違いないようだ」と語る。そして「金正日さんの義弟の張成沢氏が補佐役をしている」と付け加えた。

   番組のご意見番にしては、ちょっとユルいコメントのような気がした。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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