アドバイスのシステム必要
「どうすれば安心して家が建てられるのでしょうね~」という国谷キャスターの問いに、番組に出演した犬塚浩弁護士は……
「破たんした住宅会社に代わって別の業者が工事を請け負い、費用の一部も一定の範囲で保証する『完成保証制度』があるが、制度が不十分だ。
新しい試みとして、一級建築士が工事に進捗状況をチェックし完成分だけ費用を前払いする動きがあり、これなどは有益と思う。
ただ、家を建てるには建築の知識、ローンの知識、支払いに関する契約の知識が必要。そうした知識をアドバイスしてくれるシステムができれば一番いいのですが……」
家を建てるのは一生に1度の大仕事。情報を収集するなど自己防衛は必要だが、一般の人には限界もある。信用が地に落ちたご時世の中で、適切にアドバイスする公的な機関が早急に必要かも……
モンブラン
*NHKクローズアップ現代(2009年5月27日放送)