自民議員が首相につけた点数 党首討論は合格?赤点?

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   <テレビウォッチ>みのが『8時またぎ』の冒頭で、「『麻生首相vs鳩山代表 初の党首討論 50分1ラウンド』国民の判定はどうか?」と取り上げた。

厳しいですね

   難問山積の中で、元首相の孫による戦いに注目が集まったが、攻める側の鳩山代表は理念中心で詰めの甘さが。一方、麻生首相は敵の弱点を突いたつもりが、逆に自らの弱点を浮き彫りにした形……

   番組には両党の議員が生出演。身内の党首を採点してもらった結果におもわず笑ってしまった。

   それによると、鳩山代表について民主党の川内博史議員が90点、同じく長妻昭議員が80点。

   これに対し麻生首相について自民党の平沢勝栄議員が55点、後藤田正純議員が60点だった。

   みのが「これは……」と絶句。「こちら、はっきり言って麻生さんに対し厳しいですね」と。

   麻生首相に最も厳しい点をつけた平沢は、その意味を「麻生さんは『国民から言って今、最大の関心事は西松の問題だ』といわれたけど、本当にそうかなと。私は地域をまわっていて、必ずしも賛成できない」。

   後藤田も「国民生活がどうなるという話がお互いに出てこなかった点で厳しい点をつけさせてもらった」。

   では、主に政治・経済担当のコメンテーターの点数は? 毎日新聞論説委員の与良正男が『麻生首相25点、鳩山代表20点』。ジャーナリストの嶌信彦が『麻生首相30点、鳩山代表40点』と、これも辛い。

   みのが「与良さん、これ何10点満点?」に、与良が「100点満点」。

   与良は「注文が鳩山さんに多くて……1回目で力みがあったのか、テーマが散漫になったのが残念。補正予算からいきなり始めたほうがよかった」と、辛口の意味を。

   みのがさらに「私たちの生活に密着した話が全然出てこなかったという意見もありますが?」との質問で、話題は党首討論の頻度に。

   平沢が「今度の党首討論は、麻生さんになって2度目。もっと頻度を多くやればよかった。補正予算だけとかテーマを絞ってやれば国民には分かりやすかった」。

   半年に1回、しかも50分では足りるはずがない。

   与良は「事前にテーマ絞って毎週開け」と。続けて「いろいろ議論があるにもかかわらず、ここ1両日中に補正予算はアニメの殿堂にしろ、まったく無修正で成立するんですよ。国会は何やってるんだとなる」と怒りを。

   攻める民主も頼りないが、100年に1度の危機対応がバラマキ予算にはうんざり……。「アニメの殿堂」がそれを象徴している。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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