好調「餃子の王将」3つの秘密 ついでに赤江珠緒の秘密も露呈

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   <テレビウォッチ>「スパモニ」のスタジオは餃子の匂いがいっぱいだったようだ。不振の外食産業のなかで、店舗数を伸ばし売り上げも右肩上がりという餃子チェーンの「王将」。その秘密探訪のおこぼれで、きょう(5月28日)の出演者はおいしい思いをした。

ひっくり返したりしない?

   「王将」の餃子は、1人前6個220円。これを日に130万個売る。年商548億円。 秘密は3つあるという。

◇ その1 主婦の味方

   客筋は主婦、子ども連れ、お年寄り、勤め帰り……と雑多。売り上げ548億円のうち、持ち帰りが93億円もある。「いま主婦も忙しいから、冷凍でない持ち帰りは値打ち」と経済ジャーナリストの荻原博子。

   昨2008年の「中国ギョーザ騒動」も、ほとんど影響がなかった。「客の目の前で包んで焼いている。オープンキッチンだから安心」という。

◇ その2 常識をくつがえした

   コストダウンはシンプルメニュー、大量仕入れが常識だが、「王将」では、店長の裁量でオリジナルメニューがつくれる。おでん、焼き鳥、カレー、牛丼なんでもござれ。「金太郎アメでは客のニーズに応えられない」「ライバルは近くの『王将』。王将の敵は王将だ」と。

◇ その3 手作り餃子

   京都・久御山にある工場は、日に100万個(全量の8割)を生産する。皮の工夫はもちろんだが、中身のキャベツ、豚肉はすべて国産。練り合わせに秘密があって、調味料との練り合わせだけはカメラもシャットアウト。できた「あん」は独特のあがり。これを朝までに店舗に配送して、翌日までに全部消化してしまうという。

   スタジオに切り替わったら、もうみんな食べている最中。小木逸平が、「おいしい。家で作るものとちょっと違う」。

   赤江珠緒が、「すべての店舗が黒字という『王将』の秘密を」と、上手な焼き方のこつをマネージャーが指導する餃子教室になった。

   「フライパンに油をたっぷり、間隔を空けて置く(王将の餃子はやや大きいので)、焼き目を確かめてから100ccの水を入れてふたをして10分蒸す。ふたを開けない」。これでOK。

   赤江が「ひっくり返したりしないんですかぁ?」と間抜けな質問。餃子を焼いたことがないのがバレちゃった。焼き上がったきれいなきつね色を見て、「オーッ」と声。よくある黒こげがまったくない。

   やくみつるが、「大振りとおっしゃった、ここですね。郷愁を誘うというか、がっつり食えるというか。この大きさがニーズに合ってる」

   確かに、最近の餃子は妙にスマートで小さいかも。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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