<テレビウォッチ> 東京と川崎で女子高生2人の新型インフルエンザ感染が、昨夜(5月20日)確認された。首都圏では初めてだが、2人は川崎の高校の同級生で、ニューヨークから19日に帰国、旅先でも同室だった。
模擬国連に同校から生徒6人、教師1人で参加していたうちの2人で、既に機内でも発熱など不調を訴えていたが、検疫で陰性だったために、そのままリムジン、私鉄などを利用して帰宅していた。
赤江珠緒が、「ついに首都圏でも感染者が出ました。学校が謝罪してましたが、悪い事した訳でもないのに......」
鳥越俊太郎は、「関西と違って、今回は感染経路がはっきりしている。ただ、空港から家まで、マスクをしていたとはいえ、リムジンや私鉄を乗り継いでますから、知らないうちに感染が広がってる可能性もある」
「触ったりもしますからね」と小木逸平。
サーモグラフィーにもひっかかって、すでに症状らしいものが出ている2人を、簡易検査で陰性だからと、そのまま通しちゃった方もどうか。神戸では医療施設が追いつかず、一般診療所や自宅での療養へというところまできているが、水際対策までが緩んでしまっては困る。
これで、遠からず首都圏も感染拡大が予想される。さてそこで、家族が感染して自宅で療養となったとき、どうするか。
中原英臣は、◆家の中でも隔離(部屋は別)◆食事も別◆食器は熱湯消毒◆洗面所のタオルなどは別に◆さらに、症状がなくなったあと2日間は隔離状態におく、という。感染に注意する場所は、トイレ、食卓、浴室。
また、ウイルスは高温と湿気に弱いので、エアコンは22度以上、加湿器が有効だという。「これが秋口だと大変だったが、これから暑くなるから、しばらく小康状態になるでしょう」
やくみつるは、「現実的には加湿器がいちばんかな」
吉永みち子は、「日本の住宅事情では、隔離といってもねぇ」
中原は、「患者が自分で、人にうつさないよう気をつける。かかった人がマスクをする。それから、おかしいと思ってもいきなり病院にはいかないこと」