「公費」でコンパニオン! 「税金足りなく」なる仕組み

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   <テレビウォッチ> あまり聞き覚えのない「中央職業能力開発協会」。人材育成などを目的とする厚労省所管の特別民間法人で、各都道府県に地方協会がある。このうち中央と8県について会計検査院が調べた。

普通は自分で…

   佐々木亮太が、「このうちどれくらいで、おかしな支出がみつかったと思いますか」と聞いた。

   吉永みち子が、「8割かな7割かな」

   「そう思いますよね。ところがこれが100%」と佐々木。不正支出は計3500万円だった。で、その中身だ。

   例えば福井県では、コンパニオンを呼んだ宴席と2次会が4年間で990万円。記念品などを含めると、1585万円。これを14人の職員でやった。

   小木逸平が「接待ではなくて?」

   松尾貴史は、「1人100万円だね」

   赤江珠緒も「普通は自分で払うものでしょう?」と目をぱちくり。

   鳥越俊太郎が、「問題はこの細かい金額じゃない。今回の補正予算14兆円のなかで、ここに7000億円の予算がついた」という。雇用促進とかセーフティーネットのための基金を設立するのだと。「ある意味で、目玉なんですよ」

   さらに「いま福祉を毎年2000億円削るというのが小泉さん以来の基本方針。なのにここへ、7000億円を丸投げしちゃった。しかも、何をやるか決まっていない」

   吉永が「法律ができると、その趣旨はもっとも。だが、その下にこうした法人がぶら下がっている。それをずっと認めてきた」

   「これは天下り法人であるのと、政治家がものを考えてない。役人が考えて補正に入れちゃって、政治家が黙認して予算案になってる。民主党もきっちり追及しないといけない」(鳥越)

   佐々木があわてて、「会合は他の人たちも入っていたそうです」

   「7000億円はどういう計算から出てきたのか」と赤江。

   検査院は残り39の協会も調べるという。佐々木は「いったいどれだけ出てくるか」といったが、民主党がいっていた「財源論」を思い出した。これら特殊法人の蛇口を全部締めたら、それは財源にもなるわなぁ。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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