美人東大生に勝利する法 この番組にヒントあり

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   <たけしのコマ大数学科>今回紹介する番組は、「たけしのコマ大数学科」。フジテレビの数学バラエティ番組だ。

   番組では閃きの天才「マス北野」という設定でビートたけしがメインキャストをつとめる。MCはガダルカナル・タカとフジアナウンサーの戸部洋子。その他、美人東大生チーム「花の東大シスターズ」として木村、山田の2人が登場。ダンカンをはじめとした「たけし軍団」の芸人も「コマ(ネチ)大生」登場する。

   毎回手応えのある数学の問題が紹介される。今週の問題は「表と裏に0から9までの数字が一つずつ書かれた5枚のカードがある。見えている数字の合計が条件の時、最初に見えていた5つの数字を答えなさい」というもの。「カックロ」という足し算を用いた数学パズルだという。

   はじめはコマ大生の面々が体当たりで問題に挑む。「カックロ」といえば、「シンクロ」(?)ということで屋内プールロケだ。水中に沈められた数字カードをすくい上げ、水中でとりあえず示す。息継ぎが出来ず口からブクブク「アワワワ……」というギャグは古典的だが、面々は2時間強で問題をすべて解決できたと言うことだ。

   スタジオではたけしと東大生チームも問題を解答。今回は東大生チームの方が先に問題を解いてしまった。東大生チームからは問題の考え方についての説明も。コマ大生の体当たり攻撃に対し、一つずつ数式を使って解答する地道な方法だった。数学者である番組顧問からの解説はよりスマートなもの。東大生チームも「へぇ~」とうなずいていた。

   国際エミー賞にノミネートされ、専門組織の日本数学会からビートたけしが表彰されることになったというこの番組、深夜枠としては珍しく非常に見応えのある番組だ。オバカタレントや新人芸人によるゆるーい深夜バラエティも良いけれど、たまにはこんな頭を使うバラエティもなかなか良いんじゃないだろうか。

べべべんべん

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