重さ・重心も知らない… 大型トレーラー「意外な実情」

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   <テレビウォッチ> 昨日(5月13日)、名古屋市でトレーラーの横転事故が発生、隣を走っていた乗用車の2人が死亡した。容疑者の運転者が「どうやって倒れたのかわからない」と供述していると聞いて、司会の小倉智昭は不愉快そうな態度を隠さない。

小倉:勉強になりました

   「『なぜだ』って聞かれれば、『わからない』って答えるんでしょうが、トレーラーのドライバーなら、なぜ倒れたかはわかってると思いますね」

   「それがですね……」と専門家の渡邉豊・東京海洋大学教授。トレーラーの構造上、「横転は突然襲ってくる」ので、ドライバーは「なんで倒れたのかわからない」という感覚に陥るのだという。

   また、ドライバー個人の運転技術のほかに、トレーラーの構造や積み荷といった問題がある。トレーラーの横転事故の多くが、海上コンテナを積んだもの。海外から運ばれるコンテナは現地でカギをかけ、封印する。運転手は中身を知らず、積み荷の重さ、重心もわからないのだという。もっとも、今回のコンテナは国内の荷物を積んでいたようであるが。

   さしものオグラも専門家には勝てず、「(海上コンテナの危険を)はじめて知りました。勉強になりました」と矛を収めた。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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