NHKのドラマ「コンカツ・リカツ」。リカツとは離婚活動のことだそうだ。アラフォー女性の婚活と離活をコメディタッチで描こうとしている。
出演は、桜井幸子に清水美沙、国生さゆり、松坂慶子となかなかの顔ぶれだ。ところがこれが全然笑えない。演技の上手い下手ではなく、コメディへの向き・不向きという点で、どうも向いてないようだ。ワーワーにぎやかなだけで、コメディになっていない。
テロップを使っての能書きが多いのも、見ていてくたびれる。そんな説明は、ドラマの中で自然にやって欲しいものだ。文字の能書きは余計なものだ。
まさに40代前後のアラフォー女性なら、我が事のように共感するだろうか。そういう仕上がりにも見えない。アホのバカのと騒々しいだけだ。その割には説教くさいところもある。はっきり言って失敗作だ。
説教と 教訓多く 楽しめぬ