苦戦百貨店の再生秘策 キーワードは「昭和」らしい

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   <テレビウォッチ> 池袋三越が昨日(5月6日)をもって閉店――。雨の降る夜、堂々たる居住まいの百獣の王もどこか所在なげに見えるなか、熱心なファンや思い出した「弔問客」がつめかけて、最後の幕ならぬシャッターが下りるのを見守った。

カネがあったら買い取りたい

   売上が低迷していたというが、それは三越に限ったことではない。百貨店業界の売り上げは年々歳々、ずんずんぐいぐい減少中――と番組は言う。しかし、司会の小倉智昭には百貨店再生の秘策があるらしい。椅子にあらためて座り直し、身を乗り出し、首を突き出して、自信ありげなオグラ度はフルパワー。

   「昭和の百貨店に戻したら、絶対当たると思う」。曰く、いまの百貨店にはみなが行ってた昔の良さが失われてしまったのだという。「昔の百貨店をそのまま再現したら、絶対入る。団塊の世代は行くところがないから」

   これに対して、スタジオ内の反応はとくにめざましいものではなかったが、「カネがあったら(百貨店を)買い取りたい、ハッハッハツ」と百貨店業進出に色気を見せるオグラであった。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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