「帰国したら1週間は家で静かに」 「要請」に従う人はどれくらい?

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   <テレビウォッチ> 『新型インフルエンザ』を水際で食い止める作戦はすでに破られていたのか?

注意することは?

   5月1日未明、舛添厚労相が記者会見し、国内で初めて『新型インフルエンザ』に感染した疑いのある患者が見つかったことを明らかにした。

   『朝ズバッ!』はこの患者について取り上げた。

   この患者は、横浜市内の私立高校の男子生徒(17)。2年生550人が6つのグループに分かれて今月10日から25日まで、アメリカ・カナダに修学旅行していた。

   病院での簡易検査の結果、インフルエンザA型の陽性が出たが、『新型インフルエンザ』かどうか判明するのには数日かかるという 。

   帰国後発熱してから入院するまで相当時間が経過しており、横浜市保健所は、男子生徒が接触したとみられる教師、同級生などの調査を1日から実施する。

   司会のみのは「ずいぶん日にちが経っちゃいましたよね~。日本での流行の可能性はありますかね~」。前宮城県知事の浅野史郎は「感染者が出るのは避けられないでしょう。手洗い、うがいの励行で防ぐしかない」と。

   「流行はあると思いますよ」というのは元国立感染研究所研究員の岡田晴恵・医学博士。

   みのがさらに「GWに注意することは?」に、岡田は「とくに海外旅行へこれから行く人は、帰ってきて1週間から10日間は家にいて静かにしていること。体調がおかしいと感じたらすぐ保健所に連絡してほしい」という。

   横浜といえば、現在『横浜開港150周年』記念イベントの真っ最中。男子生徒はまだ『新型インフルエンザ』の疑いだが、地元だけに影響が出るのは必至だろうか。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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