<テレビウォッチ>昨日(4月27日)、お披露目となった地デジ宣伝用の新キャラクター「地デジカ」がスタジオにやってきた。鳩山総務相が『最低の』草なぎ剛の代役として大いなる希望、期待を寄せるなど、注目される存在だ。
「まだ生まれたばかりなので……」。ぎこちない動きを見せる地デジカを笠井信輔アナがフォローする。だが、地デジ放送がはじまった2003年に誕生したとの説もある。身長も1mとされるが、実際にはテレビアンテナの角も合わせて2mを超えそうだ。
性別不明の彼/彼女は民放連が制作したもの。笠井によれば、「じつはフジテレビがデザインを担当した」という。いわゆる「ゆるキャラ」の位置づけで、先輩である「せんとくん」に会いたいと切望しているそうな。
「人気が出そうですよね、うん」。中野美奈子アナのとってつけたようなシメの笑顔に送り出されて、地デジカはスタジオから退場していく。酒を飲んでいたわけでもないだろうが、少々おぼつかない足取りではあった。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト