制作6年超の「戦艦大和」 そのこだわりが火を噴く

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   制作に6年4か月を要したという「大作」が動画サイトのニコニコ動画やユーチューブで公開されている。といっても、これはハリウッド映画などではなく、レゴブロックでつくられた1/40スケール、全長6m重さ150kgの戦艦大和が制作される過程を記録した数分間の動画だ。4月の中旬の公開以来、数十万の再生数を記録、ネット動画界では相当な反響を呼んでいる。

   制作者の純LEGOさんは自身のサイトを開設しており、動物や、軍事兵器、寺社などさまざまなレゴ作品が紹介されている。高校時代には文化祭に実物大サイズのレゴ・ドラえもんを出品したことも。レゴの達人としてメディアでもたびたび取り上げられてきた筋金入りのマニアだ。

   戦艦大和は15歳のときから制作を開始し、大学合格の知らせも、大和を制作している最中に聞いたという。進学した東京大学では工学を専攻するかたわら、レゴ部にも所属しつつ、戦艦の制作を着々と進めていたようだ。

   そして、このほどついに戦艦が完成――。「パイレーツ・オブ・カリビアン」の勇ましいテーマ曲がBGMで流れる動画では、レゴを20万個使用(大量のレゴの入手にも苦労したという)し、砲台などの細部までこだわって制作された様子がうかがえる。戦艦の内部は、レゴがビルディングの基礎のように複雑に組み合わされていた。

   これまでのレゴ人生の集大成とも言える作品が完成したばかりだが、純LEGOさんの制作意欲はまだまだ旺盛らしく、サイトによれば「ProjectZ」なる次回作を準備中だという。

OP・コンチーネ

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