<テレビウォッチ> 主要交通機関のダイヤを扱った『JTB時刻表』が走りつづけて1000号を達成したという話題を取り上げた。創刊されたのは1925年(大正14年)というから84年前だ。
竹内香苗アナが手にした1000号(4月20日発売)は、84年前に走っていた蒸気機関車から新幹線まで代表的な車両をあしらったしゃれたデザインの表紙で、1152ページ。値段は84年前に比べ2300倍の1150円。
「ちなみに」と竹内アナは「999号もちょっとおしゃれ。銀河鉄道スリーナインの表紙になっているんです」と。
このあと、司会のみのが「時刻表って、最初につくった人知っていますか? 福沢諭吉さん」。
JTB時刻表は、JTB前身の日本旅行文化協会が『汽車時間表附汽船自動車発着表』(編さん鉄道省)を発売したのが初めという。
さらにみのが「時刻表といえば……」と、アナウンサー新人時代の話を。「アナウンサー試験を受けて文化放送に入って最初、大先輩から時刻表を渡され、北海道の地図を広げられて(駅名を)全部読めと、読めなかったな~。『君は学校で何勉強してきたんだ』って」。
ただ、気になるのは今後JTB時刻表がどこまで走り続けられるか。今や、インターネットで検索すれば列車の時刻、運賃が簡単にわかる便利な時代に変わりつつある。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト