日体大陸上部の「大麻連帯責任」 「いじめっぽい」の声も

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   <テレビウォッチ>日体大陸上部が関東学生陸上競技連盟(学連)から受けた処分が論議を呼んでいる。今年(2009年)3月、棒高跳びの選手が大麻を栽培しているとして合宿所を捜索された。また、3段跳びの選手が紙幣をカラーコピーしたニセ札を所持していたのも見つかったのである。

かわいそうな感じ

   学連は、日体大陸上部に属する400名全員、6月までに行われる学連主催競技会への出場を認めないとした。駅伝部門にはさらに厳しく、10月の出雲駅伝と11月の全日本大学駅伝には推薦しない、箱根駅伝のシード権は取り消すという。日体大といえば、箱根駅伝61回連続出場、総合優勝9回の名門。今年の大会でも3位に入り、来年のシード権を取っていた。6月までの出場停止なのに、なぜ、それ以降の駅伝まで? とも思える。

   日体大は「当該学生は起訴されていない。新入生を含む陸上部全員に及ぶ処分は重すぎる」と反発。これに対し学連は「日体大陸上部全体として学連に加盟している。何の種目の選手に対してということは考慮していない」と処分は変えない方針。

   番組は元マラソン選手の松野明美と小出義雄(佐倉アスリート倶楽部代表)の意見を紹介する。前者は「処分は重くない。厳しく処罰しないと、またやっちゃう」、後者は「まじめにやっていた400人はたまったもんじゃない」と話す。

   加藤浩次が「連帯責任はかわいそうな感じ」と言うと、テリー伊藤も「たぶん、跳躍部門と駅伝部門とは合宿所が違うと思う。顔を見たこともない人間の責任をとるのは違和感がある」。勝谷誠彦は「失礼だけど、学連の話し方はいじめっぽいものを感じる。日体大は堂々と這い上がってきてスポーツマンとして見返してほしい」と語った。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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