<Goroプレゼンツ マイ・フェア・レディ>今回紹介する番組は、今年の4月に前番組「Goro's Bar」からリニューアルされた「Goroプレゼンツ マイ・フェア・レディ」。TBSのバラエティ番組だ。
番組では「マイ・フェア・レディ」のオーナーという設定で稲垣吾郎(SMAP)がMCをつとめる。秘書役は3月に日テレを退職したフリーの松本志のぶアナ。その他従業員として友近、木下優樹菜、森三中の大島、ハリセンボンが登場する。
今回のゲストはタレントの『サッチー』こと野村沙知代。マイ・フェア・レディの運営資金を調達しようと、稲垣がサッチーを接待デートに誘う。楽天野村監督の活躍とともに、かつての人気が復活しつつあるサッチーワールドに稲垣も引き込まれてしまったようだ。
「手をつないで!」というサッチーの指示にたじたじになりながら、2人が向かったのは水族館「品川アクアスタジアム」。貸し切りのアシカショーを堪能した後は、青山のフレンチレストラン「Manoir d'Inno」でランチだ。稲垣からランチの途中でプレゼントされた誕生日ケーキには、77歳を迎えたサッチーもちょっぴりうれしそう。
結局「女に頼る男なんてだらしない」とサッチーから融資をもらうことは出来なかった稲垣だが、それも相手がサッチーだったからのはず。現役人気アイドルへの融資をことわる女性なんて普通いないよなー。
そもそもこの番組「『女の○(まる)活バラエティ』始動!」銘打つとおり、女性の「婚活」に代表されるような日々の生活を応援する番組だとされている。『負け組』女性の代表として、ハリセンボンをはじめとした女性芸人が登場するらしい。
様々な不祥事で視聴率がいまいちふるわず一時は格闘技で再起をかけたTBSだが、今度は女性を対象に一念発起を図るつもりなのかもしれない。ただ初回と第2回の放送では、いまいち番組の方向性が見えてこなかったのが残念だった。そもそも今更「負け犬」なんて言葉を使った番組もちょっと古くさいような気も……。「女性の多様なライフスタイルを応援!」っていう番組ではダメだったのかな?
いずれにせよ春の新番組の今後の躍進に期待したい。
べべべんべん