「妻の介護」と「昔の浮気」の関係 長門裕之「罪滅ぼしも」

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   <テレビウォッチ> 長門裕之(75)が『待ってくれ、洋子』を出版した。認知症の妻、南田洋子(76)の面倒を見る長門の介護日記のようだ。その内容を、番組はかなりくわしく紹介する。

心配だ

   女優の妻に異変が生じたのは結婚43年目の2004年のこと。セリフを覚えられなくなったのだ。夫が教え込んで何とか仕事を続けるが、症状は進み、06年に女優業から身を引く。そして70才を超えた夫婦の老老介護が始まる。

   「昔の自分をもう覚えていない」妻は、食べたければ食べ、眠たければ昼夜かまわず寝てしまう。夫がトイレの世話をすることもある。恍惚の表情を浮かべる妻と寄り添う夫の写真は悲哀感がにじむ。

   「俺たちにつけられていた『おしどり夫婦』というキャッチフレーズ。だが、あのころの俺たちは偽りのおしどり夫婦だった」――そう綴る長門は、女性問題、借金、父親の介護などで妻に辛い思いをさせたようで、そのことが献身的な介護をする理由だという。

   09年に入って妻は脳梗塞を併発、4月には意識障害を起こし、病院に緊急搬送される。夫の気苦労はさらに増すが、全身全霊をかけての介護を誓っているそうだ。

   先日、長門と会ったというテリー伊藤は「大変な状況だけど、今がいちばん幸せだ、私の中に罪滅ぼしの部分もあると、長門さんは話していた。そういう長門さん自身も体をこわして行く恐れがあって心配だ」と語る。

   関係者によると、南田は意識がはっきりして自分で食事をとっており、今月中には退院できるという。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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