<テレビウォッチ> イトーヨーカドーなどのスーパーが始めた下取り商法が好評らしく、どうやらデパート業界にも広がる気配。小田急新宿店が昨日(4月8日)から開始した婦人靴の下取りセールの模様を西村綾子リポーターが伝えた。
小田急方式は、お客さんが持ち込んだ靴1足(状態は関係なし)につき1050円の割引券を出し、小田急新宿店で5250円以上の靴を買えば、1足につき割引券1枚を利用できるというもの。西村リポーターも、スニーカーなど3足を店員に渡して3枚の割引券を受け取っていた。小田急によると、きのう1日で400人から1600足を回収、140足売ったそうだ。
番組は、量販店が実施するパソコン、カメラなど、似たような下取りセールのアレコレも紹介する。下取り商法が相次ぐ理由について、流通ジャーナリストは「値下げ以外の方法でお客さんを集めたい店側と、クローゼット、靴箱の中を整理できる上に割引券をもらえる人、奴方にメリットがある」と語る。
テリー伊藤は「百貨店の売り上げが落ちているので、こういう作戦しかないんじゃないか」と厳しい。
加藤浩次は「女性向けだけでなく、サラリーマンの男性のもやってほしい。男性が一番、求めているものではないか」と言ったが、イトーヨーカドーなどでは既に行われていることを知らなかったのだろうか。
文
アレマ| 似顔絵 池田マコト