<テレビウォッチ>「日本から来ました石川です。マスターズに招待されてとても光栄です。自分らしいプレーができるよう頑張ります。『頑張れ自分』」
明日(4月9日)開幕を控えマスターズの公式会見がオーガスタナショナルGCで行われ、特別招待された石川遼選手(17)がこう英語であいさつした。
公式会見に呼ばれたのはタイガー・ウッズ選手ら9人。その中で、特別招待の初出場の選手が公式会見に臨んだのは極めて異例で、日本人選手では初めてという。
番組では、いま届いたばかりというその映像を……。石川選手は試合に臨む覚悟を次のように述べた。
「ものすごく緊張しており、歩き方がいつもと違っているなど変化が出るかもしれないが、そんなことは気にしないでベストを尽くす。それだけを考え、どんなに汚いゴルフでもいいので絶対ベストを尽くして、18ホールを回りきることだけを考えプレーに集中したい」
スタジオでまず司会のみのが、帰国子女の竹内香苗アナに「どう遼くんの英語は?」。これに竹内アナが「どんどん上手になってきているなと思いますね~」。
さらに、みのが現地にいる椎野茂TBSアナウンサーと芹澤信雄プロに「なんで遼くんは公式会見に選ばれたのかな~」と。
椎野アナの感想は「特別招待ということもあります。それだけ、これから世界に羽ばたいていくであろう日本、アジアの期待の若手に、主催者側が考慮してくれている証と思う」。
9日の予選初日で石川選手は最終組32組で回ることになった。一緒に回るのは、やはり初出場のA.キム(23)=アメリカ、世界ランク14位、R.マキロイ(19)=英国、同17位の2人。
みのは「これどういう影響があると思います?なにか意図があるの?」と。
芹澤プロは「決勝ラウンドと違い、優勝争いではないので時間はあまり関係ないでしょう。皆これから世界に羽ばたく選手。そういう意味で意図はあるのでしょう」という。
期待に応え、まず初日の予選は通過してほしい。