「最近、体を冷やすことを何か?」
さて、ファッショニスタの彼女がなぜ厚着をヨシとしたのかに話を戻そう。ファッションチェック中、友人の目はある一点に注がれた。女優が穿いているローライズパンツから、ショッキングピンクの総レース見せTバックがっ!!
男性ならばここで別の興奮をするのだろうが、50歳を軽く超える女優が見せTバックを穿いていたことに友人は大感動。ウチの母親ならアリえない!!
50代Tバックに触発された友人は、さっそくその夜から下着はすべてTバックに変えた。不慣れなTバックにもなじみ始めた1週間後、悲劇が到来した。
腹痛が続き、会議にも出席できないほどにお腹を下したのだ。これはさすがにマズイ! とショーツに切り替えたところお腹の調子は回復。しかし悲劇はこれでは終わらない。数日後、今度は臀部と足の付け根に激痛が走った。ピリピリ刺すような痛みは次第に足全体に広がり、歩くことさえままならなくなった。たまらず駆け込んだ病院で言われたのは、「最近なにか、体を冷やすようなことありましたか?」の一言。
恐るべきTバックの呪い! この恐怖体験が元で、止むを得ずお婆ちゃんが泣いて喜びそうなあったかファッションにしているんだそうだ。「Tバックで体壊したなんて言えないし、仕事休めないじゃん! 30代になるとガタくるの早くてさ」と既に空のカップ酒を振りまわして力説する友人に、一同納得。
だがそれにしても、某女優はなぜ50代Tバックで体が冷えないのだろうか?
彼女には、ライフスタイル本を是非とも出版してほしいものだ。
モジョっこ