<テレビウォッチ>タイガー・ウッズがまたしても比類なき強さを見せつけた。石川遼選手が残念ながら予選落ちしたアーノルド・パーマー招待。その最終ラウンドで、5打差をひっくり返して逆転優勝を飾ったのだ。左ひざの手術から復帰3戦目のVで、ツアー通算66勝だという。
みのもんたが「首位のオヘアは5打差あれば完璧だと思ったろうね」と言う。確かに引き立て役になってしまった印象だ。番組は、ウッズがバーディーを連発しオヘアに圧力をかけて行く模様をじっくり見せる。4アンダーで並んで迎えた最終ホール、オヘアがバーディーパットを決められなかったのに対し、ウッズは5メートル余のロングパットを沈めて、彼独特の雄叫びで喜びを爆発させる。「タイガーのガッツポーズが出ましたよね」と、みのに語りかける杉尾秀哉(TBS解説委員)は、かなりゴルフ好きとお見受けした。テレビ観戦したらしい遼くんの「改めてタイガーの偉大さ、強さを感じることができたし、自分でゴルフをやっていてよかったと思いました」というコメントも盛り込まれる。
その後は、マスターズにおけるウッズ名場面集。今年は4月9日に始まるこのメジャー・ト-ナメントで、彼は過去4勝しているのだ。ミラクルプレーの連続で、みのは何度も「すごいね」と口にする。杉尾は「磁石か何かボールについているみたいな感じじゃないですか」と述べる。
最後は高畑百合子アナが「マスターズはTBS系列で放送します」。なーんだ、やはり番宣だったのか。
文
アレマ| 似顔絵 池田マコト