<テレビウォッチ>フィギュア世界選手権。最終日の女子自由で、浅田真央への期待が大きかったが、ジャンプで転倒し残念な結果に……
番組は、WBCで盛り上がった興奮を『日韓対決再び!』と題し、浅田と韓国で「国民の妹」とか言われているキム・ヨナの2人にスポットを当てた。
今シーズンの2人は、2度の対決で1勝1敗の互角。やはり気になっていたのはWBCのゆくえ。大会前に浅田は「WBCは、自分もすごくパワーをもらえると思い毎日応援していた。自分も頑張りたいと思います」。
一方、キムはWBCで日本に負けたことに、「すごく残念だった。今度は私が頑張らなければと思います」。
ところで、ライバル同士の2人が闘志を燃やすのは当然だが、それ以上に闘志を燃やしているのが韓国のメディア。今大会でも、新聞には『今度こそ必ず日本を超える』という日韓対決を意識した見出しが。
で、結果はキムの圧勝に終わったのだが、それを報じる新聞の見出しが『女王の即位式』とは!?
今(3)月中旬、2月の4大陸選手権の練習中に、キムが「日本人選手に妨害された」という事実を捻じ曲げた報道が波紋を呼んだが、日韓対決もこうなると行き過ぎ。
スタジオでは、いつも意表を突くことが多いコラムニストの勝谷誠彦が今回は……。
「(日韓対決は)逆にいうと、ヨーロッパの白人の人達がじっと見ている。あれは貴族のスポーツ(?)で、お金がかかる。アジア人など相手にされていなかった。彼らも出てきますよ。下手をするとルールをまた変えてきますよ。それに負けないように2人には頑張って欲しい」
選手だけでなく、やりたいようにルールをかえてくる横暴には、きちっと対抗できる指導者の政治力をつけることも……