森田健作「知事当選」させた流れ 反民主か「東国原・橋下現象」か

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   <テレビウォッチ>番組が『小沢ショック後』初の大型選挙と見たてた千葉県知事選挙で、森田健作候補(59)が圧勝した。100万票を獲得し、民主党が推薦した2位の候補に38万票近い大差をつけたのである。

非常にわかりやすい結果

   生出演した森田本人は、前回知事選で惜敗してから「ミニ集会を含めて400か所以上回った」と述べた。準備に怠りはなかったようだ。

   杉尾秀哉(TBS解説委員)は「元気、知名度をもとに千葉を売ってほしい、という期待があったのではないか。一連のタレント知事、宮崎の東国原さん、大阪の橋下さんの流れに乗った感じがする。既成政党が国民の信頼を失っている裏返しだと思う」と分析する。

   みのもんたは「非常にわかりやすい選挙の結果だったような気がします」と言った。

   選挙中、森田候補は「堂々と中央に物申すカッコいい千葉をつくりたい」と訴えたそうだが、竹内香苗アナが読んだ毎日新聞の記事によると、そのマニフェストは抽象的だったらしい。東国原、橋下両知事は実績を残してきた。森田新知事がどう県政のかじ取りをするのか、手腕を問われることになる。

   民主党の鳩山幹事長は「連日、西松建設をめぐる報道により起訴事実と無関係の情報が氾濫する中での選挙戦となった。力が及ばなかったことをお詫びする」との談話を発表した。違法献金事件が多かれ少なかれ選挙に影響を与えたことは間違いあるまい。小沢代表自身はこの敗戦をどう受け止めているのだろうか。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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