<テレビウォッチ> WBC2連覇を成し遂げた『侍ジャパン』。番組では3月24日昼時、リポーターの阿部祐二と落語家のヨネスケが、『突撃!!隣のWBC』のシャモジを持って、韓国レストランへ。
野球取材そっちのけで韓国料理の注文に余念がない阿部、ただ一喜一憂するヨネスケ……。
一方、突然の闖入者に迷惑そうな韓国人ファン、それでも9回裏の延長戦突入には一時、盛り上がっていた。
閉塞感が覆いかぶさる未曽有の不況。だからこそというべきか……番組では、元気を与えてくれた『侍ジャパン』に、街中のテレビ中継に老若男女が狂喜乱舞する姿も……。
番組はこの後、日本時間25日6時半から始まった『侍ジャパン』の記者会見の模様を。その中でイチローの発言が印象的だった。
「『侍ジャパン』というネーミングで始まり、それがまずハードルとなりました。サムライが最終的に勝てなかったら格好つかないなと……。優勝という形になったことでサムライになれた。
個人的には最後まで足を引っ張り、最後においしいとこだけ頂きました。ご馳走さまでした」
スタジオでは、テリー伊藤は「ボクは韓国に感謝している。日本が強くなったのも韓国がいたせいですよ。韓国が頑張っていなければ、日本はアメリカに負けていたかも……。
ボクは長嶋時代ですから、この年になって熱くなったのは何十年ぶり。素晴らしいライバルをつくったということも評価していい」と、韓国に盛んにエールを。
これに司会の加藤も「ボクは、野球はあまり知らないんだけど、互いにモチベーションが上がって行ったんでしょうね~。あんなに明るいんだという、イチローの別の一面を見た」と。