<テレビウォッチ> オープニングのあいさつも「おめでとうございます」で始まった今日(3月25日)の「とくダネ」。まさにWBC一色で、まるまる1時間を割いた。試合の経過やら各地の表情やらゲストやら、盛り沢山の本筋はいいとして、そのときあなたはどこにいたかが面白かった。
小倉智昭は、「収録があって、休憩時間に9回に追いつかれたところ、10回のイチローの2点打までは見ていたが、他の出演者がまってますというんで、優勝の瞬間をナマで見られなかった」
笠井信輔は、「9回は山手線の電車のなか、ワンセグで。優勝の瞬間は静かな事務所でそーっと」
小倉は、「家に帰って全部見たんですけど、もう1回見てしまって」(笑い)。「あの長い試合を?」と佐々木恭子。「本当は金曜日のエンタメの準備をしないといけないのに、全然」
佐々木は「韓国も天晴れでした」
笠井は「解説の清原さんが、自分の野球人生でこんな試合はなかったと言ってました」
小倉は「そうだよね。彼は日本代表という機会がなかったから。全盛期ならもちろん代表になってるわけですから」とここで話題を転じて、当初502億円とみられた経済効果が、優勝で550億円になった、株がはねあがった……さらにスポンサー企業の動きを新聞から伝えた。
いわく、ミズノのユニフォームのうち、紺のアウェー用が売れている。レプリカ6090円、選手仕様は2万9400円。イトーヨーカ堂が172店舗で現金キャッシュバック・セール。セブンイレブンが、揚げ物10%、オリジナルパン20円引き。ここで、「もっとドカーンとやってもらいたい」。さらに、マクドナルドは全商品を割り引く。ビッグマックは200円だと。
と、そのマックで思い出したか笠井が、「あのキャッチャーの後の看板が目立った」
小倉は、「あれはね、日本へ放送するときは日本の、韓国へ放送するときは韓国のCMになるの」
佐々木が、「え? 映像の加工なんですか?」
笠井はなおも、「だって同じじゃないですか」
小倉は「遅いねぇ、あなた。いまや電気的に加工してるから関係ないのよ」。ここから蘊蓄が始まった。「プロ野球の中継だってやってる。オリンピックで、世界記録の線が入ったり、バスケットコートの真ん中に大コマーシャルが入ってるでしょ。あんなもの書けるわけがないんだから」。
で、あらためて「業界の人間なんですか?」
笠井は「24年くらいになります」(苦笑)
これでようやく本題に入るのだが、こちらの紙面が尽きた。