<テレビウォッチ>「お騒がせブログ市長」などと揶揄される一方、熱烈な支持者もいる鹿児島県阿久根市の竹原信一市長。市長の不信任案可決・解散に伴う市議会議員選挙が3月22日行われた。
番組は、「物議をかもした竹原市長の今後にかかる市議会議員の選挙結果が出ました」と、阿部リポーターが冒頭、やや市長に批判的な口調で取り上げた。
ところが、スタジオでからは「ボクは、(市長が言っていることが)正しい気がする」(加藤)という反論も……
竹原市長は、昨2008年8月に初当選。いらい市議会議員の定数を現在の16人から10人減らして6人にするよう提案したり、自分のブログに辞めてほしい議員の公開アンケートをしたり、市職員の給料を1円単位で公開も。
ユニークな形で「改革」へ向け問題提起してきた「ツケ」が回って、市議会で不信任案が可決し、市長が選んだのが市議会の解散だった。
22日の選挙には23人が立候補。市民の関心も高く、投票率78%という高投票率の結果、当選した議員の色分けは反市長が10人、態度保留1人、市長派5人だった。
選挙後の市議会で、再び市長に不信任案が出された場合、11人以上が出席し、過半数で可決されれば市長は失職となる。さて……
スタジオでは加藤が「マズイやり方ではあるかもしれないが、僕は(市長が)言っていることは正しい気がする」と。
これにテリー伊藤も同調し「議員定数16人はどう考えても多い。国会議員もそうですよ。日本中で現実起きている問題。次の世代の子供たちの時代に、これだけの人数が必要なのかどうか……」と、市長派側に。