マラソン力走「カツラ男」を直撃 「何者ですか?」

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   <テレビウォッチ>雨まじりの強風が吹く中、およそ3万5000人のランナーが駆け抜けた3月22日の東京マラソン。番組は、ランナーたちの悲喜こもごもを追った。

すごい

   9時10分都庁前をスタートしたランナーは、市ヶ谷、日比谷を抜けて15キロ地点の品川で折り返し。さらに銀座、日本橋、浅草など東京名所を通過し、ゴールの東京ビッグサイトへ。

   男子で優勝したのは、ケニアのサリム・キブサングで、2時間10分27秒。34秒遅れで初マラソンの前田和浩(九電工)が日本人トップの2位、8月の世界選手権(ベルリン)に内定した。

   女子は那須川瑞穂(ゼリア)が2時間25分38秒で初優勝した。

   沿道では、トロロ入りかりんとうの「とろりんとう」や「もんじゃコロッケ」の差し入れなどのほか、盆踊り風(?)の踊りで声援を送る地元の人たちも。

   で、一般のランナーで目立ったのは、でかいカツラをかぶって参加した男性が男子トップ集団に交じって力走した姿。この男性は、最後は女子トップの那須川とデットヒートを演じ、2時間26分を切る好タイムでゴールした。

   戦い終わったカツラの男性に、何者ですか? とインタビュー。「普通のサラリーマンです」。「カツラがなければもっといい記録が?」には「そうですね、強風で何度も飛ばされそうになって……」と。

   また、1月30日から走り始め、この日52日目の連続フルマラソン完走を達成した65歳の怪物おじさんも。イタリア人男性がつくった51日連続フルマラソンのギネス記録を見事更新した。

   一方、心配な話もあった。テレビ番組の企画で参加したお笑い芸人の松村邦洋(41)が15キロ地点で倒れ、一時は心肺停止状態に。応急措置が速かったので、命に別条はなかったという。

   スタジオでは、司会の加藤が驚いたのは鈴木宗男衆院議員。「宗男さん、無茶苦茶ですよ~。魔裟斗(30)より速い」と。

   テリー伊藤も「大病患って、61歳で3時間49分02秒はすごい」とべたほめ。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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