<テレビウォッチ>竹内香苗アナが、読売新聞1面に掲載された公明党の地デジ推進策を紹介する。買い替えで不用になるアナログTVを2万円で買い取るというもの。2009年のみの時限措置として補正予算に4800億円程度を計上し、10年3月までに2000万台を買い取る計画だそうだ。
みのもんたは「少しでも需要を喚起して流通を、ということだろうし、麻生さんの大型経済政策も分かるんだけど、いちばん今の政治家のみなさんに分かってほしいのは、国民の先行きの生活不安を払拭しないかぎり、いくら景気対策をやっても景気は浮揚しないということ」と強調した。
与良正男(毎日新聞論説委員)も「全く同感する以外にない。それが最初でしょう」と受ける。そして「地デジの件も検討段階と言っている。今までに買い替えた人はどうなるんだ、という不公平感もあるから、異論が出るかもしれない」と続けると、みのは「絶対、文句、出ますよ」と頬をゆるめた。
三屋裕子(スポーツプロデューサー)も2人に同調して「メーカーの在庫買い取りということもあるんでしょうけど、将来の不安があったら購買意欲がわかない。もう少し大局を見て政策を決めてほしい」と話す。
みのが「いまだに年金が宙に浮いたまま解決できないんですもんね」と述べると、与良は「そういう話をわれわれメディアは忘れずに毎回、毎回言って行くことだ」と語った。
このところ、みのと与良は、政治献金のあり方をめぐって意見の割れることが多かったが、今朝(3月17日)は息の合ったところを見せていた。
文
アレマ| 似顔絵 池田マコト