<テレビウォッチ>アメリカからナマ中継が2つなんて珍しいこと。
まず若田光一が登場するスペースシャトルの打ち上げ。フロリダのケネディー宇宙センターは19時43分(日本時間8時43分)、残照が残る夕空にシャトルがくっきりと見える。それが「とくダネ」の放送時間帯にぶつかるなんて初めてだそうだ。
都合5回の打ち上げ延期のあとで、しかも最後の原因は特定されないまま、という発射だったが、秒読みから打ち上げ、無事一段ロケットの切り離しまでを伝えた。若田さんは3か月半の長期滞在に挑む。 佐々木恭子が、「いつ見ても、これが宇宙まで行くのかと思ってしまう」
続いて、「WBCがいま終わりました」と田中大貴がサンディエゴ・ペトコパークの球場前でしゃべる。同じアメリカでもこちらはカリフォルニアだからまだ明るい。「キューバに勝ちました。6対0。これだけの得点差と完封は初めてです」
160キロを投げる先発左腕チャップマンを3回に打ち崩し、イチロー以外は全員ヒットの12本。先発松坂は6回まで86球だった。
小倉智昭が、「7回までは見てましたが」と本音をポロリ。放送直前までTBSの中継を見ていたわけだが、「結局、岩隈を使ったんだね?」
「岩隈は1イニングだけ。あと馬原、藤川とつないで完封です」
小倉は、「きのう、アメリカがプエルトリコにコールド負けを喫している」
田中は「アメリカ人が日本チームに『キューバに勝ってくれ』といいにくる」(笑い)。「で、どっちが勝つかと聞くと、『その前に韓国に勝ってこい』と。3年前を覚えているんです」
佐々木が、「両チームともボールを落とすシーンがあったんですけど……」
「太陽が明るいのと、海からの風が強くて上空で舞っているのでむずかしいんです」(田中)
小倉が「イチローと城島がフライをおとすなんてねぇ」という。なんだ、ホントに本番直前まで見てたんだ。
で、エンディングで原監督と松坂のインタビューが間に合った。田中は「だれに聞いても、チームに一体感がある。やっていて楽しいといってます」
小倉も、「点の取り方が、つないでつないでというのがいいね」
なんにしても、これを韓国戦で出してもらわないと……