<テレビウォッチ>日テレの「人生が変わる 1分間の深イイ話」。島田紳助司会で、吉川ひなのやはんにゃ金田、ギャル曽根たちが出ていた。
笑ったのは、綾小路きみまろの人気の秘密。中高年を扱ったネタで毒舌をふるって当の中高年の人たちに大人気だが、なぜ不愉快に思われないのだろうか。本人いわく「誰も自分のことと思ってないから」だそうだ。なるほど。
ほかには、はんにゃ金田が高校時代、ヤンキーに囲まれながら無事に過ごすために編み出した技が紹介された。それは「無表情」でいることだった。感情を面に出さないことで、相手にされないようにする作戦でうまくいったそうだ。
仕事にかかると外国人のヌードを見るという船大工の話も出てきた。和船には直線がないとかで、船のカーブとヌードの曲線に共通するものがあるという。
別に「深い」と思うものはなかったが、結構笑えた。紳助が相変わらず達者で、番組を引っ張っていた。
番組はしっかり見られるものにはなってたけど、話を「深イイ」と感じるかどうかを選択するレバーは何だかとてもちゃちだった。ゲストの顔ぶれも、安く作ろうとしてるな、と感じてしまう陣容に見えた。制作費を抑えようという流れはかなり浸透しているようだ。
これもまた 紳助一座の おたわむれ