小室哲哉「5億円詐欺」 お金返せばOK?

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   <テレビウォッチ>詐欺罪に問われている音楽プロデューサー、小室哲哉被告(50)の第2回公判が3月12日大阪地裁で開かれ、被害金額を含めた6億5000万円が既に弁済されていることが明かされた。

   この弁済で詐欺の実害がなくなったことから番組では、実刑か執行猶予か、小室被告の量刑に焦点が……

   12日の公判に、弁済を支援したエイベックス・グループ・ホールディングスの松浦勝人社長が出廷し、自身の財産から肩代わりしたことを明かにした。

   その内訳は、元本(被害額)5億円、慰謝料1億円、遅延金5000万円。

   また、公判で松浦社長は「万一、小室さんが刑務所に入ったら音楽業界は大きな打撃を受ける」と述べ、裁判長に情状酌量を訴えた。

   番組では、かつてはエイベックの売り上げの70%が小室被告の楽曲で占めていたが、そのご小室被告とは疎遠になっていたという松浦社長がなぜここまで支援をと……

   この疑問に、松浦社長は「小室さんがいなければ今の自分も会社もなかった。ELTやEXILE、浜崎あゆみも倖田來未も存在しなかった。恩師です」と。

   もっとも芸能ジャーナリストの井上公造は「情だけではないと思う。もう1回やってくれるのではないか、10年経ってブレイクすることは現実あるし、それだけの才能持っている人だと……」。

   では、この弁済が量刑にどこまで影響するのか? 紀藤正樹弁護士は「この弁済は、詐欺の実害が現実に無くなったということを意味し、50%の確率で執行猶予が付く可能性が出てくる」とみている。

   ただ、被害者である投資家の男性(49)は、弁済額を受け取ったものの「(小室側に)誠意が足りない」とし、示談には応じていないという。どうやら誠意イコールおカネが足りないらしいのだが……

   裁判官の経験がある八代英輝は「実刑か執行猶予かの分水嶺は、被害者が示談に応じるかどうか。次回公判(4月23日)で被害者が何を語るかで大きく変わる。減刑嘆願書でも提出すれば執行猶予に大きく傾くのですが……」。

   投資家だから5億円の投資利回りでも計算して不満を感じているのだろうか。ただ、昨今の世界同時株安で、下手に投資していれば大損していた可能性もある。小室被告に「預けていた」のがよかったということも??

   かとうかず子が「なぜ示談に応じないのか被害者の話をぜひ聞きたいですね」と。

文   モンブラン
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