刑務所の中の方がいい曲かける? 小倉、小室哲哉に「実刑」のススメ

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   <テレビウォッチ>きのう(3月12日)大阪地裁で開かれた音楽プロデューサー小室哲哉(50)の詐欺事件裁判で、楽曲販売会社エイベックスの松浦勝人社長が情状証言した。

謝罪の方法は…

   情状証言は執行猶予を求める目的で、この中で松浦社長が個人として、詐欺の被害者に被害額と慰謝料、延滞金計6億5000万円を支払ったことも明らかにした。

   その理由については、「小室さんなしでは今の自分も会社もなかった。ELT、EXILE、浜崎あゆみ、倖田来未も、小室さんなしでは生まれなかった。ボクの恩師。刑務所に入ることは、音楽プロデューサーとしては致命的。音楽界にも痛手になる」と述べた。

   番組によると、エイベックスは1992年に小室らと設立、急成長した会社で、一時は売り上げの7割が小室の曲だった。が、金が入るにつれて、小室が傲慢になり、最近は距離を置いていたという。しかし、事件で保釈されたあと、同社の経営するレストランで明け方までピアノを弾いている小室被告をみて、「音楽が本当に好きなんだと、支援する気になった」とも。

   ただ、被害者とは「謝罪もない」などとわだかまりが残っているとされ、レポートした大村正樹は「被害者から情状酌量の上申書も出ていない。これが判決にどう響くかが注目される」という。

   小倉智昭は、「心証というが、アメリカなんかでは当事者同士は会わないものでは?」

   諸星裕は、「これは刑事事件の情状酌量を求めるものだから、被告の弁護士としてはやるでしょう」

   小倉は、「直接会わなくても謝罪の方法はいくらもある。被害者には相当なことがあったんじゃないか。だまされ方、手口とか」

   この日の公判では、同社の千葉龍平副社長も証言して、小室被告の生活ぶりが明らかになった。千葉副社長の自宅の地下にある小さな部屋に、KEIKOと生活しているという。「ボクは教育者となる。悪いことは悪いといい、守れなければ出ていってもらうと話した」

   生活改善を指導中で、派手な買い物などもなく、「『どうしてこういうことになったのか』などと、今後を考えているように見える。KEIKOさんには『朝起きて食事をつくりなさい』とか注意をして、毎日を報告してもらっている」

   大村は「松浦社長の弁済金立て替えのほか、銀行から3億円、前妻への慰謝料が7億8000万円、エイベックスから7億円借りている。小室被告がたとえ実刑を免れたとしても、これを返すには全盛期並みに稼がないといけない。それができるかどうか」という。

   藤田朋子も「いい曲だといっても、売れないとだめですよね」

   小倉は「大借金をキャバレー回りなどをして返した人もいますよ。彼の場合は歌うわけじゃないんで、お金を返すために作っていい曲ができるものかどうか」

   諸星は、「でも、松浦社長は稼ぐ可能性があるとみているんでしょう」

   小倉は「いっそ実刑で臭い飯でも食いながら曲を作ったら、また違う感性のものができるかもしれない」

   監獄のバラードとか??

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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