鳩山大臣「国辱もの」VS日本郵政「寝耳に水」

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<テレビウォッチ>

   「かんぽの宿」に続いて「東京中央郵便局」と、鳩山邦夫総務相の日本郵政バッシングが止まらない。きのう(3月2日)、東京中央郵便局の建て替え現場を視察し、一部、取り壊されているのを目にした総務相は「国の恥、国辱ものだ」と怒って見せた。

なぜここまで?

   これに対して、日本郵政側も「工事発注の際や、業者が決まった時には随時、総務省に説明してきた。なぜ今、見直しを求めてきたのか寝耳に水の話。当惑している」(みのもんたが手にしたフリップによる)と、一歩も引かぬ構え。

   みのは「なぜ、鳩山さんがここまで激怒するのかよくわかりません」。

   与良正男(毎日新聞論説委員)は「文化財を残すのはいいことだけど、戦後、開発至上主義で次々と壊してきたのは自民党政権でしょう、と言いたい。それだったら、全体を見直されたら如何ですか、という感じがする。なんで郵政だけ……」と息巻く。

   かつて小泉元首相が郵政民営化を「行政改革の本丸」として「国民に聞いてみたい」と総選挙に打って出たように、総務相も「民営化見直し」に勝負をかけているふしがうかがえる。どういう結着が待っているにしろ、遠からず行われる総選挙を前に、いい材料を見つけたといえるようだ。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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