タレントのルー大柴が2009年2月24日のブログで、日本映画がアカデミー賞を受賞したことに興奮している。
ルーは子供の頃から、アカデミー賞のセレモニーはかかさずテレビで観ている。「受賞したディレクターやアクター(男優、)アクトレス(女優)のスピーチをリッスン」。いつものことながら、テレビに向かって拍手を送り、感動のあまり涙する。
というのも、ルーの子どもの頃の夢は「ハリウッドでアクターになり、レッドカーペットをウォーキングして、主演男優賞をゲットすること」。だから、高校時代には受賞時のスピーチを想定して、一人英語で練習していたほどだった。
そんなこともあって、今回、日本映画がアカデミー賞を受賞したことには深い思い入れがあるみたいだった。受賞したのは、外国語映画賞の滝田洋二郎監督「おくりびと」と、短編アニメーション賞の加藤久仁生監督「つみきのいえ」の2本。「まさかマイカントリー(祖国)のワーク(作品)が受賞するとは思いませんでした」とルーは回想している。
いずれにしろ、最近はバッドニュースが多かったが、今回の受賞で温かい気持ちになったとのこと。「やったネ!JAPAN!! まだまだやれるぞ!!!」。