ボルチモア・オリオールズの上原浩治投手が2009年2月18日のブログで、キャンプ開始3日の様子について報告している。
この日は練習後、捕手のゾニーら14人と夕食に出かけたという。「コミュニケーションが大事だから積極的に今はなってるかな」。もっとも、何を喋っているかわからないこともあって、通訳の助けを借りているそうだ。英語が聞けて、喋れればとも思っている。
ただ、練習についてはやや不満があるみたいだ。練習が2時間で終わったことに対して、次のように語っている。
「これでいいんかなって思うけど、まずはアメリカのスタイルに合わしてやらないとな。ここは日本じゃないんだし、郷に入っては郷に従えって言うしね。慣れてきたら、また話し合いをしてスタイルを変えたらいいんだしな」
また、17日の記事では、ブルペンに入って投球したが、「調子が良いのか悪いのか、はっきりわからずに終わった感じや」とこぼしている。上原投手の生命線、フォークボールの落ちは少し悪かったらしく、「抜けるっていうような感じじゃないねんけど、これだっていう確信がないから少し不安やね」。
とはいえ、本番は4月からだ。いまのところ、焦らずに調整していきたいと意気込んでいた。