<テレビウォッチ> 小倉智昭が、「でかい政治ニュースがあるときは、オープニングのネタに困る」といいながらとりあげたのが、アメリカのCA-TVが行った歴代大統領42人のランキング。
これは2000年にもやった調査。アメリカの歴史家65人が、危機管理とか経済など10項目の指導力を採点する。結果は、リンカーンが前回に続いて1位で、以下2位がジョージ・ワシントン、3位フランクリン・ルーズベルトなどなどと続き、最下位は南北戦争の火種をつくったブキャナンだった。
前のブッシュ大統領は、危機管理は25位だが、経済40位、国際関係41位で総合は36位。イラク戦争をきびしく裁かれた。ちなみにケネディ6位、アイゼンハワー8位、レーガン10位などとなっている。
そこで小倉、一段と声を張り上げて、「日本の総理大臣は92代59人いるんですが、1位はだれになるのかな」。
笠井信輔が「お札になってる人をあげればいいんじゃないですか」と茶化す。
小倉は「長さでいうと佐藤栄作さん、中曽根さん、支持率で言うと小泉さんなんかがあるが、最近は、あの構造改革はなんだったのかなとか」とやったあとで、「日本でいちばん面白いのは最下位争いだと思う」
「あらあら、そっちなんですかぁ」と佐々木恭子。
笠井は「すぐ辞めてしまった方なんか低いですかね」
「あの3とか4とかの方。でももっと短い人もいるし、評価は高かったが捕まってしまった方とか」(小倉)
「日本列島改造論がどう評価されるのか」(笠井)
小倉は、「ここへきて、最下位争いに加わる方がけっこうおられる」
「自らお辞めになった方が……」(佐々木)
「リンカーンはやはりすばらしい」と聞かれたデーブ・スペクターは、「アメリカは4年ないし8年やるから、評価もできるが、日本は評価しようとしたときはもう辞めてる」(笑い)
小倉は「第1位がパッと思い浮かばない国というのも情けない」
そこで高木美保。「歴史に興味がなさ過ぎたかと反省もあるんですけど、DAIGO君の登場で竹下さんの評価がどう変わるか……」(爆)