<テレビウォッチ>中川昭一財務・金融相の『ボロボロ会見』に対するバッシングは止みそうもない。
まず、「かぜ薬を多めに飲んだ」との弁明について、みのもんたが「あり得ないでしょう。どんな人だってこんなことしませんよ。用法が決まっているのにガボっと飲むわけないでしょう」と一撃。
さらに、今朝(2月17日)の番組では、言い間違いにも触れた。日銀の政策金利を0.25%としたのは0.1%、ADB(アジア開発銀行)と言ったのはJBIC(国際協力銀行)の誤りだという。
与良正男(毎日新聞論説委員)の批判は熱っぽい。自己管理できないで醜態をさらし、この大臣で日本は本当に大丈夫なのかと、国民も世界をも不安にさせた。「その一点で、ご本人のためにも、責任を取ってお辞めになった方がいい。最近、政治家の責任の取り方が甘くなっている。だから信頼されない。政治が日に日に溶けて行っているような感じがする。このままでは国も日に日に溶けちゃうかもしれない」
道あゆみ(弁護士)は「どんな業界でも、ああいう状態で仕事している人はいない。一国を代表する方が出席する会議で、ああいうようなことでは、国民が、末期症状だと思うのは当然だと思う」とコメント。
与良が「麻生さんが慰留したのは早過ぎ」と言ったのは、当を得ている気がする。
文
アレマ| 似顔絵 池田マコト