赤ちゃんの父13歳・母15歳 性教育の「逆効果」なのか

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   <テレビウォッチ>まだあどけなさの残る小柄な13歳の男の子が、15歳の女の子との間にできた赤ちゃんを抱いている映像。今、イギリスで「父親になるには早過ぎる」と大騒ぎになっているという。

マユツバ

   スタジオでは「ほんとに父親なのかマユツバ……」との意見も出たイギリスの出産事情とは??

   話題の「父親」は、アルフィ・パッテン、「母親」はシャンテル・ステッドマン。

   シャンテルがお腹に痛みを感じ検査したら妊娠12週目と分かった。この時、アルフィは12歳。2人で相談し子供を産むことに決め、妊娠18週目で初めて親に打ち明けたという。

   地元メディアのインタビューに2人は……

   「いい父親って何するの?」にアルフィは「子供の面倒を見て、ちゃんと食べているか確認し、着替えをさせて、お風呂に入れる」

   また「経済的に大丈夫?」にシャンテルは「経済的って何?」。質問を「お金大丈夫?」にかえても「わかんない」と。今は、アルフィがシャンテルの実家に住み、実家から金銭的援助を受けているのだという。

   イギリスでは15歳から19歳の女性1000人当たりの出産数は26.3人。日本の5.6人と比べざっと5倍という。

   その背景として、幼いころからの性教育が逆効果になってしまったという見方とシングルマザーなどへの手厚い生活保護があるのではないか、と言われている。

   ブラウン首相も「10代の少女による妊娠は避けるべき」と述べており、2010年までに半減を目指すという。

   それにしても、この幼い2人の家庭環境は一体どうなっているのか疑問が湧く。

   テリー伊藤は「男の子の父親は離婚を繰り返し、子供が10人もいる。シャンテルさんの家も5人の子供がいて全部生活保護を受けている。国からお金をもらって生活するのにマヒ。自分で働いて生活するというより、わけのわからない価値観になっているのでは……」と。

   一方、まだ信じられない司会の加藤浩次が「13歳よりもっと若い感じがするね~。本当に父親なの……」。

   これにコラムニストの勝谷誠彦も「マユツバ、半信半疑。DNA鑑定やっていないんでしょ。お金にしようという感触もなくはない」。

   少子化も困った問題だが、性教育の徹底や手厚い生活保護の結果がこれでは……

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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