スザンヌの「つくり方」 母が教える「子育て極意」

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   <テレビウォッチ>「この親にしてこの子あり」というべきか? 決して悪い意味ではなく母娘よく似た「破格の明るさ」についてである。

本のデキは?

   おバカキャラが受けて、今や大人気のスザンヌ。47歳の母、キャサリン(どう見ても日本人なのだが……その辺からユニーク)がスザンヌの子育てを書いた本の出版記念サイン会が2月11日、熊本であった。

   本の題名は『おバカでも 明るい育て方』。中身は読んでのお楽しみだが、25歳の時に産んだキャサリンママがスザンヌを育て上げたユニーク過ぎる子育て論。

   で、番組が熊本にいるキャサリン母に直撃インタビューし、ユニークな子育て論を聞いた。

   子育ての「極意」その1は『人生大事なのは笑顔とあいさつ』。「笑いとあいさつだけは、家訓のように掲げてきましたね。『笑う門には福来たる』ですよ」という。

   「極意」その2は『勉強は出来ない子がするもの』。笑いとあいさつに気を取られた分、勉強は後回し。「九九の7の段だけは言えなかったですね。でも成績が悪くて叱ったことはなかった」。

   だが、通らねばならない試練がやってきた。高校進学。担任の先生から「このままでは熊本の高校に進むのは難しい」と言われ、何とか福岡の高校へ進学。

   入学式当日、熊本からいそいそと参観に行ったキャサリンママは、式場に本人がいないのにビックリ。校則違反の茶髪だったために別室での入学式をやっていたのだ。

   「入学して初日から『ママごめんね~』みたいな感じでしたね。私?ニコニコしていましたよ。式が終わって食事をすることになり、気持ちはそっちに行っていましたね~」

   さらにスザンヌにはこのあと大試練が。学校で喫煙が見つかり、先生から「もうこれ以上フォローができない」と退学に。熊本の実家に帰るが、引きこもり1週間目で家出。そして1週間後スザンヌから電話があった。「福岡で働いているの」。

   キャサリンママが会ってビックリ。茶髪だったのが黒髪で、清楚な服装……。「10数年でも教えられなかったのが、世間様が2週間で教えてくれました」。

   このほか「極意」には『(学校からの)呼び出しは親子の触れ合いの場』『年頃の娘のお化粧は止められない』『嘘とわかっても100%信じる』というのもある。

   司会の加藤浩次が「本のデキはどうですか?」にキャサリンママは「(スザンヌは)『いろんなことが書いてあって恥ずかしい』と言っていましたが、とっても良くできています。100点です」と自画自賛。

   さらに「子育ては成功ですか?」にも「本人が生まれてきてよかったと思ってくれているので大成功です」と。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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