拉致被害者家族「いいきっかけに」 金元死刑囚と面会へ

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   <テレビウォッチ>韓国の外交通商相が、金賢姫元死刑囚(47)と拉致被害者・田口八重子さん(拉致当時22才)の家族との面会について、「遠からず実現されると承知している」と述べ、「拉致問題をめぐる新たな展開が見られた」(ナレーション)。そこで番組は、田口さんの兄、飯塚繁雄さん(70=拉致被害者家族会代表)と田口さんの息子、耕一郎さん(31)をスタジオに招き、みのもんたが話を聞く。

徹底的にやりたい

   みの「どう受けとめているか」

   息子「私に記憶がない、母である田口八重子さんの情報を知る人物の1人から、直接、話を聞けることが、素直にうれしい」

   兄「長年要望してきた面会が実現できて私どもはうれしく思っている。拉致問題が、平坦で話題が少ない中で、面会の実現が世論を含めてインパクトになって問題解決の必要性が継続される、いいきっかけになると考えている」

   みの「日本という国に対してどう思うか」

   息子「いのちの問題なので、もっと真剣にアクティブにやっていただきたい」

   兄「安倍政権以降、政府に拉致対策本部が設けられて、本部長が総理大臣、各閣僚がメンバーになっているが、具体的な動きが見られない。会議が開かれたのは1、2回」

   コメント陣は、嶌信彦(ジャーリスト)、高木美代子(日大教授)、ゲストの鈴木琢磨(毎日新聞編集委員)とも「世論が、政府、政治家を動かす」と口を揃える。

   みのが「世論の喚起に関しては、この『朝ズバ』でも徹底的にやりたい」と約束した。

文   アレマ| 似顔絵 池田マコト
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